原付バイクがなくなるのですか?
原付は、長年にわたり便利な移動手段として親しまれてきました。
私も32年間ほぼ毎日原付に乗っています。
その原付が、2025年11月に施行される新しい排出ガス規制に適合させることが
技術的・経済的に困難であるため、生産終了が予定されているそうです。
原付の主なメリットといえば、
・一般的な50ccの原付はリッター40〜50km走ることができ、燃費がよい ・バイクは場所を取らない
・自動車に比べて税金や保険料が低く、車検も不要(軽二輪以上は必要)!
・小回りが利いて、狭い道や渋滞時でもスムーズに移動可能。
・普通自動車免許を持っていれば追加の試験なしで乗れる(50cc以下の場合)!!
あたりでしょうか。
雨、風、寒ささえしのげば、とても快適です。
でも近年は、原付の販売台数は減少傾向にあるそうです。
その理由としては、
・50ccの原付は「30km/h制限」や「二段階右折」などのルールがあり、実際の交通環境に合わなくなってきている。
・取り締まりが厳しくなり、利便性が低下。
・原付の代わりに、より手軽な電動アシスト自転車(e-bike)が人気になっている。
・特に都市部では駐輪場の確保が難しくなっている。
・二輪車にも排ガス規制が厳しくなり、特に2ストロークエンジンの原付は淘汰される傾向にある。
・自動車やバイクに興味を持たない若者が増えている。
・公共交通機関の利便性向上やカーシェアの普及で、原付の必要性が低下。
等々。
原付の生産終了、本当に寂しいですね…。
長年、日本の街角や田舎道を走り続けてきた原付が、
時代の流れとともに姿を消していくことや、多くの思い出が詰まった乗り物がなくなってしまうのは、
なんとも言えない切なさがあります。
もちろん、新しい規格のバイクや電動モビリティが登場するのは時代の流れとして仕方のないことかもしれません。
今乗っている原付が人生最後の原付だと思うので、その魅力をしっかり味わいながら、大切に乗っていきたいです。