ある日のこと、
少し残業をしてから子供を学童へ迎えて帰宅し、いざ晩御飯の準備をしようとしていたところ、
宿題がわからないから教えてほしいと言われ、
子供と一緒に宿題をしたらあっという間に時間が過ぎてしまい、
いつもよりも支度に取り掛かるのが遅くなっていまいました。
我が家のコンロは都市ガスで3口コンロを愛用しています。
左側が壁に接しており右側が強火力のため、基本的には右側をメインに使用しているのですが、
その日は2口同時使用して時間短縮に励みました。
左のコンロでは大きな鍋でお湯を沸かし始め、右のコンロでは炒めものしよう!と
食材を取るため冷蔵庫に向かい、取り出したので振り返ったところ、
コンロからオレンジ色になった炎と、何かが融けた臭いがしています。
パニックになりそうな気持ちを抑えつつ、
0コンマ何秒レベルで私の頭の中は状況把握と炎を止めなければいけないと思い、
走ってコンロへ向かいコンロの火を止め、大きな鍋をどけたところ、
私のめがねが無残にも融けてました。
いつもより時間が少なく焦っていたこと、あまり使用していないコンロだったということ、
大きい鍋で死角になってしまっていたこと、いろんな要因が重なり起きてしまった事故でした。
幸いめがねの一部が融けるのみで大きな被害はありませんでしたが、
事前に燃えそうなものがないか確認すべきこと、焦ってしまい冷静さを欠くこと、
普段の行動とは違うことをすること、コンロから目を離してはいけないこと、などなど、
当たり前過ぎることの重要さを再認識出来る機会でした。
ちなみに、新しいものを購入するまでは過去に使用していためがねを代用し、
1週間ほどで買い替えたのですが、
その間誰からもめがねの変化に気付いて貰えずで、
少しの寂しさとめがね代が今回の代償となりました。