我が家は猫を飼っています。
私はもともと動物が苦手なタイプですが、子供がどうしてもと言ったのと、
生き物大好きな夫がいるので、散歩のいらない猫なら何とかなるだろうと
それまで動物を飼ったことのない人生を送ってきたとは思えない気楽さで決断しました。
猫に対する興味や知識が全くなく、毛がクルクルしていなくて顔が怖くなければどんな猫でもいいと思っていたので、保護猫を迎えることにしました。
初めて行った譲渡会で最初に遊んだ猫を子供がすぐ気に入り、
早い者勝ちというシステムだったため屋外で大型犬の檻を眺めていた夫を呼びに行く暇もなくスタッフの方に声をかけ、
トントン拍子にトライアルが決まり、猫の方もたぶん我が家を気に入り、あっという間に4年が経ちました。
そして今では、猫のいない生活が考えられないほどになりました。
動物が常に家にいて、小さな命に対する責任がある事の重みを優に超える楽しさと、いつも無条件にかわいいと思える喜びを日々感じています。
大人しくて甘えん坊でとても飼いやすい猫なので、ラッキーでした。
かわいいばかりではなく、たまに放っておけるのも猫のいい所だと思いますが、
かまいすぎない私が結果一番懐かれています。
もともとは多頭飼育崩壊の現場で保護されて、たくさんの姉妹や従兄弟たちと一緒に施設に来たそうですが、
不思議なご縁で我が家にやって来てくれた事をうれしく思います。
ちなみに保護された時に、個体を判別するために付けられた仮名をそのまま使っているのですが、
その現場は魚介シリーズだったようで、「カツオ」や「ハタ」「タラ」などの仮名のついた従兄弟がいました。
我が家のかわいい子は「ウニ」です。
ウニ入りの猫用エサをまだ見つけたことがないので、いつか手に入れたいです。