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- 助成金・補助金
- 2016年3月7日
ものづくり補助金、今から取り組んでも遅いですか?
ものづくり補助金の申請業務もだいぶ佳境に入ってきました。忙しすぎてアタマがおかしくなりそうだったので、リフレッシュのためキックボクシングの無料体験に行ってまいりました!
当日の練習風景はコチラ
↓ ↓ ↓
あ、この画像ウソです(笑)これはインターネット検索で適当に拾った画像です(笑)こんなすげーパンチ打てないっす。
スポーツは得意で体力もあるほうですけど、3分サンドバックを叩き続けるのってめっちゃキツいです(-.-;)約1時間、シャドーボクシング、サンドバック打ち、ミット打ちとやり、両腕と脇腹がすごい筋肉痛です。ただ、めっちゃ体力つきそうだし、マジで強くなりそうなので、繁忙期が終わったら入会する予定です(^^)
そんな話はどーでもいいので、本題に入ります。ものづくり補助金ですが、いろいろあって、今年はなんと、まだ1社分しか作成できていません(去年よりかなり遅い)。が、当然、受注しているところは全て間に合わせますし、クオリティも昨年以上のものを作ります。そういう風にスケジュールを組んでおりますので。
このサイトやセミナーなんかで「2ヶ月以上前から取り組んでくださいね!」と何度も言ってきたにも関わらず、この時期になってから取り掛かる会社さんもまだまだ多いです。やっぱり金額も大きいですし、そうカンタンに決められないですからね。まー申請書を作成する側からすれば、
『設備投資やるかどうか分からない段階でも、とりあえず相談してもらえると助かるなー』
というのが本音ですが、会社によっていろんな事情がありますからね。それは仕方ない。だからなのか、ここ最近「ものづくり補助金 診断シート」の問い合わせが多くなっています。去年も多かった気がする。興味ある方は、下記のページに飛んで、シートを請求してください。無料です。
http://izumi.joseikin.hojokin.futekigo.com/wp-admin/post.php?post=124&action=edit
で、タイトルの「ものづくり補助金、今から取り組んでも遅いですか?」に対するアンサー(回答)ですが、
「遅いですよ」
って思います(笑)
ただ、
「じゃあ間に合わないんですか?」
って聞かれると、
「まとまった時間が取れるなら間に合います」
と答えます。ボクみたいに慣れている人間だったら、完成度70%を目指すなら10時間くらいで可能です。1日あればいけます。慣れていない人でも、いろいろ調べたりして問い合わせをしたとしても、20時間あれば作成できるでしょう。
ただ、メーカーから見積りとったり、借り入れをどうするか銀行と相談したり、「相手からの回答待ち」の時間が必要なので、実際には取り掛かってから3日~1週間程度かかるでしょう。
さらに「完成度70%」に達したら、次は「残り30%」を埋める時間も必要です。完成度70%とは「申請可能なレベル」、言い換えると「ものづくり補助金という大会にエントリーできるレベル」ですね。エントリーしても、勝負に勝てるかどうかはまた別の話です。「審査はしてくれるだろう」というレベル。大会に出場しても、勝たないとメダルはもらえません。
この「残り30%」で、採択の確率を上げていきます。ここはけっこう時間がかかります。というか、(正しいやり方で)時間をかければかけるほど採択の確率はジワジワと上がっていくので、出来れば時間をかけてほしい。
事業の内容にもよりますが、慣れたボクでも正味10時間以上は欲しいですね。慣れてない人なら20時間以上はかかるかなあ。
とは言っても、皆さん普段、本業がありますよね。本業がある中で、正味20時間って、なかなか大変ですよ。ですので、出来ることなら「この日はものづくり補助金の作成だけをやる」と決めて集中して作成するのがベストです。「1日1時間×20日間」だと、効率が悪いです。「忙しくてそういう風にしか出来ない」というならそれでやるしかありませんが。
別にムリに申請する事はありません。場合によっては、省エネ補助金にも該当する場合もありますので、その場合は両者を比較検討してください。ムリに申請する事はありませんが、「申請するならまだ間に合います」って話です。
ただ、この時期(2016年3月7日)にボクのような、いわゆる専門家に依頼するのはほぼムリです。おそらく誰に聞いても「もう手一杯で受けられません」と言われます。逆にこの時期に「ぜんぜん余裕です」と言っている人には依頼しないほうがいいかもです(ヒマな人は実績がない場合が多いから)。
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- 助成金・補助金
- 2016年2月6日
27年度補正予算 ものづくり補助金 公募開始です
いやー、疲れた疲れた。。。。昨日ですけどね、とある銀行さんの紹介で遠方のお客様とお会いして「ものづくり補助金」の話をしてきました。で、そのあと16時からその銀行さんで勉強会。勉強会の資料作成、会場準備も全部一人でやって、1時間、聞いてしゃべって、司会して、行きも帰りも自分で車を運転・・・・・さすがに疲れました(笑)
あ。そうそう。27年度補正予算 ものづくり補助金、昨日から公募開始です。昨日の朝ネット見てても何もなかったんですが、12時くらいにネット見たら、公表されてました。あっさりと、
「今日(平成28年2月5日)から公募スタートです\(^o^)/」
・・・って、「事前に言えよ!!!」って毎回思うんすけどね(笑)いつも通りの、当日いきなりの発表。そのくせ、
「7月(場合によっては8月)までは機械の発注するなよ!」
って、ほんと勝手ばっかり言いやがるわ(^_^;)まあでも、言うこと聞かないと採択されませんし、審査する側も忙しいし、仕方ないんですけどね♪
で、気になる公募期限は、
平成28年2月5日~4月13日(水)〔当日消印有効〕
これ、超重要項目ですね。3月末かなと予測していましたが、ちょっとだけ長かったですね。ちょっとだけですが、短くなるより全然マシですね。
申請書の様式はこれから目を通しますが、【 公募要領(詳細なルールブック) 】はさっき全部目を通しました。ザッとじゃなくて、全部。で、大枠は前回と同じですが、前回との違いや、注意点をズラッと書いていきますね。
・・・の前に、こちらが兵庫県の正式な公募要領です。
平成27年度補正 ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金 【公募要領】(兵庫)
https://www.chuokai.com/wp-content/uploads/2016/02/mono27hosei_yoryo.pdf今回、応募する気があるアナタは、ゼッタイに印刷してからこの先を読んでください。そうでないと意味がありません。
いいですか?
印刷しました?
OK、じゃあ1ページ目からいきましょう。1ページ目の上部にご注目です。
はい。◯をつけた「公募要領」という文字にご注目です。気付きました?そう。そうなんです。初っぱなからボクは衝撃を受けました。もしかしたらですが、平成28年(27年度補正予算)は、「2次公募」という概念がないかもしれないのです。
どういう事か?説明する前に、前々回と前回の公募要領1ページ目をご覧ください。
●前々回(平成26年・春と夏に実施(25年度補正予算))
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓●前回(平成27年・春と夏に実施(26年度補正予算))
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓お分かりいただけましたでしょうか?そうです。前々回も前回も「1次」とはっきり書いてあったんです。これがどういう事か。これ、
「2次公募もやりますよ(公募を2回に分けますよ)」
という意味ですよね。年に1回しかしないなら、1次とか2次とかつけませんから。1次と書くのは、2次があるから。「かの第1次世界大戦」も、実は最初はただの「世界大戦」と呼ばれてました。だって、その時点で「第2次世界大戦」があるなんて誰も思ってなかったから。第1次世界大戦と呼ばれだしたのは、2回目の大きな世界大戦が行われた後の話です。これホントの話。
そうです。つまり「今年は2次はやらないから「1次」という文字をなくした」可能性が非常に高いって事です。表紙を見てそれに気づいたボクは、まるで自分が金田一少年になった錯覚に陥りました(笑)
表紙だけならまだしも、2ページ目を見て確証しました。
「原則、公募は1回限りです」
ここ3年、春にものづくり補助金の事ばっかり考えてるボクには「2次公募はありませんよ」と言う風に聞こえます。こんな文言、初めてです。じっちゃんの名にかけて、見たことありません。
『 なるほど、1次公募で予算1,000億円を使い切るのか・・・・という事は・・・・・。 』
ボクの「ある気づき」はここでは言いません。今後、ものづくり補助金がずっと続くかどうかも、ここでは言いません。興味あるアナタはメールください。答えます。ま、ボクの私見だから、当たってるかどうか分かりませんがw
・・・と、まあ公募は1回だけの可能性が高いのですが、「原則」って書いてあるから、何かあるのかもしれませんね。もしくは、再チャレンジが出来なくなっただけかもしれませんね。前回は「春ダメでも、夏に再チャレンジして採択された」ってケースがあったんですが、それがダメって意味かも。まあ、ボクは「今回、公募が1回しかない」と想定して動きますけどね。怖いもん。
じゃあ2ページ目でもう1つ、ビックリした事を。こちら。
事業期間、めっちゃ短い!いつもより6ヶ月くらい短い。ちょっとコレは厳しすぎじゃないかな。。。だって、結果出るのが6月中(たぶん6月末)で、交付決定が最速でも7月中でしょ?そこから発注、支払、設備導入、試運転までを12月末までにやれって、けっこう難しくないですか?
簡単な機械ならいいけど、受注生産の高度な機械とか、ソフトウェア開発とか、1年以上かかるものも多いですからね。何の縛りなんだろうこれ・・・・・。まあ仕方ないけど。あとね、ここからページ数は省略しますけど、対象経費から「直接人件費(社員への給与)」と「雑役務費(臨時アルバイトへのバイト代とか)」がなくなっていますね。これも影響デカイのかな。
逆に良いのは、上限が3,000万円まで上がるパターン。前は「IoT」活用したらって話が、「最新モデルの機械等でもOK」ってのがあります。これは良いですね。該当する場合多いかも。うん。これは良いね。
あとは加点対象として、
・TPPで海外なんちゃら・・・したら加点
・小規模型に応募したら加点ってのも興味深い。特に「小規模型に応募したら」って、それだけで加点?政府は小規模型にしてほしいのかな?少額を、多くの企業に支給したいのかな?でも最新モデルは上限3,000万円だし・・・・よくわからんなー。
ああ。たとえば、補助金額が700万円なら、上限1,000万円の一般型じゃなくて、あえて「上限500万円の小規模型」にエントリーするほうが確率は上がる(というか点数は高い)って事かなー。なるほどねー。
と、前回との違いはこんなもんです。最初に言った「2次公募がない可能性が高い」のと「事業期間が短くなってる」のが一番気になったかなー。最新モデルで上限3,000万円は良い変更点ですけどね(^^)
それと最後に、「収益納付」について。これ、ホントに注意が必要です。公募要領2ページ目にも、
って、おもいっきり書いてますから。「儲かりすぎたらお金返してね」って事です。
・何が儲けなのか?
・どういう計算式なのか?について、次回お話しようと思いましたが、前回の記事でもう言ってましたね(笑)忘れてた(^^)収益納付のもうちょっと深い話をするかも。でもボクも申請書作成に追われて時間ないので、しばらく更新できないかも・・・・では!!
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- 助成金・補助金
- 2016年1月29日
「補助金は返金不要」という【 ウソ 】
今日もものづくり補助金の話を。採択のポイントじゃなくて、「補助金制度の落とし穴」の話です。ちなみに、2016年1月29日8時41分現在、公募要領は公表されていませんのでご安心を。金曜の夕方に公表される事が多いので、今日の夕方か、2月1週か2週に公表されるでしょう。
さて本題。よく「補助金は返金不要(いったんもらったら国に返す必要はない)」という話を耳にします。数年前までボクもそう思っていた部分はありますが、結論から言うとこれは【 ウソ 】です。まー、勘違いと言ったほうが正解かな。ほとんどの人が知らないし、国もそれを全面には出さない(一応、公募ルールには記載されていますが)。
厚労省の補助金は不正などしない限りは基本的に返金はありません。
・・・が、経産省の補助金の多くには、収益納付
という考えがあります。これは、「儲かりすぎたら国にお金を返してね」というルール。そうなんです。というか、なんか前にもこのブログ内で同じ事言った気がするけど、まあいいや(笑)念には念を入れて、伝えます。
たとえば、
機械の金額:3,000万円
補助金額:1,000万円
自己(会社)負担:2,000万円という状況だとすると、その機械を入れた事業で、5年間で利益(既定の計算方法があるんですけどね)が2,000万円までなら問題ないけど、それ以上超えちゃうと返金しないとダメ、的なね。かなりザックリ言いましたけど、そんな感じです。売上が上がっても、経費もかかるから、実際にはそんなに「利益」としては上がらないかもですけど。
とにかく、「いったんもらっても、儲かり過ぎたら返さないといけない場合がある」という風な認識だけ持っておいてください。あとで国に文句言っても遅いですからね。自己責任でお願いします。
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- 助成金・補助金
- 2016年1月15日
2016年 ものづくり補助金(おさらいと改正点)
前回約束したとおり、2016年ものづくり補助金について、追記更新します。内容は、制度の概要(おさらい)と改正点の確認です。ちなみに、現時点(2016年1月13日)では補正予算が確定していないので、詳細は公表されていません。ですが、前回と大きくは違わないと思います。
ではさっそく、制度の概要から。
※まだの方はこれ(中小企業庁サイト)も見てくださいね。
中小企業庁作成PDF「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」について【 制度の概要 】 ※重要なところは赤文字にしてます
正式名称:ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金
予算額(案): 1020.5億円
公募期間:1次は2016年3月~5月、2次は6月~8月(泉の予想)
補助率:対象経費の3分の2
上限額:1,000万、500万、3,000円
何をすればもらえるか?:機械やソフトウェアなどの設備投資をして、一定の効果を上げたり、革新的な製品、サービスを始める(もしくはそれらの試作開発)
「一定の効果」とは?:業務効率化、品質向上、内製化、見える化、など
「革新的」とは?:世界で初めて、日本で初めて、都道府県で初めて、地域で初めて、◯◯業界で初めて・・・というレベルで、これまでなかった製品・サービスをすること対象になり得る設備:専門機械、システム(ソフトウェア)、クラウドサービス、
対象にならない設備:エアコン、車両、パソコン本体、スマホ、タブレット端末など(他に使い回しが効くから)・・・と、ざっくりまとめるとこんな感じです。
うーん、我ながらなんて分かりやすいのでしょう(笑)「ウチで使えるかな・・・?」と悩んでいるそこのアナタ。分からないときは、この問い合わせフォームから「ものづくり補助金の簡易診断シートください」と簡単なメールをください。もちろん無料ですし、5営業日以内には返信します。メールに気づかないことが多いから本来はアップしたままにしておきたいんですが、やり方がわからなくて(笑)関西に限らず、全国から問い合わせいただいている、なかなか出来の良い診断シートです。100%の保障はできませんが、該当するかしないか、だいたい分かりますから♪
で、改正点の話をする前に、1つ重要な話をします。これ、知らない人多いですから、しっかりと聞いてください。
【 ものづくり補助金は、
その事業で儲かりすぎると返金義務がある 】これね、ボクから言わせるとかなりおかしな話なんです。
だって、
「設備投資して儲けてね~」って言っておいて、
「けど儲かりすぎたら返してね~」って、
なんか詐欺みたいじゃないですか(笑)もちろん、これに対応する手段はあるといえばあるので、「バカ正直」に申告しなければ返金しなくても済みますが、とっても儲かって、とっても正直に申告しちゃったら、返金義務があります。全額じゃないですけどね。この勘違いをしている事業者はとても多いです。
ちなみに、ほとんどの補助金サイトで「補助金は返金不要です」って言われてるけど、そうでもない場合があるって事ですね。まあ、ボクもそう言ってましたけどw
とまあ、ボクの怒りはこのくらいにしておきまして、次に改正点の話をしましょう。
【 28年度の改正点 】 ※重要なところは赤文字にしてます
①成果目標として、
「事業終了後5年以内に事業化を達成した事業が半数を超えること」が追記された②IoT(Internet of Things)等の技術を用いて生産性向上を図ると、
上限額が3,000万円にアップ①は前回なかった項目ですね。たしか。この文章だけを読み解くと、実施する事業が1つであれば気にしなくていいって事なのかな。もしくは1つの事業を細分化するのかな?どっちにしても、①はそこまで気にする項目ではないでしょう。
重要なのは②ですね。これは興味深い。上限額が3,000万円はデカイです。
ただ、IoT(Internet of Things=モノのインターネット)って何なんでしょう?色々調べて、このサイトが分かりやすかったので、ぜひご覧ください。↓ ↓ ↓
http://mono-wireless.com/jp/tech/Internet_of_Things.htmlちなみに、IoTがどういうものかボクなりに説明すると・・・
・これまでインターネットにつながる機器は特定のIT機器(パソコン、スマホ、プリンタ、スキャナー、サーバー等)だけだった
→これを仮に「IT機器のインターネット」と呼ぶとしましょう・時代が変わってIT機器以外のモノ(テレビ、デジカメ、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、家の鍵など)をインターネットにつないで、データ収集、相互コミュニケーション、遠隔操作ができるようになった
→これが「モノのインターネット」です。インターネットは使うんだけど、IT機器か、モノか。それが違いです。
モノのインターネットの変わった事例をあげると、
・ペットの首輪にICチップを入れて、外にいてもペットの行動が分かる
・湯沸かしポットをインターネットをつなげて、遠くにいても実家の両親が元気かどうか分かる
・外から、家のエアコンを操作するというのがありますよね。
「ああ、なるほどな」と思ってもらえました?逆に、「モノのインターネットか微妙」なのは、
・冷蔵庫が使用者のクセを覚えて消費電力を抑えてくれる
・エアコンが自動的に人間を感知して、そこに風を送ったりするなぜ微妙か?
これらは「インターネットとつながっているかどうか?」で変わります。例えば、インターネット経由でメーカーのセンターにデータを送信して、それをセンターで受けて、冷蔵庫やエアコンにデータ送信して操作しているならモノのインターネットですが、
インターネットでデータ送信せずに、冷蔵庫やエアコン本体で完結しているなら、それはモノのインターネットではないという事です。
・・・・・分かりにくいですかね(笑)図にしたら一発なんですが、文章だけだと難しいすね。
という事で、今日はここまでにします。
とにかく何にしても、
「適当に申請して受かるだろう」
なんて甘い考えは絶対持たないでください!
それじゃ通りませんから。とにかく早めの準備が重要!
ぜひ前回のこの記事も参考にしてください。
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- 助成金・補助金
- 2015年9月7日
ハローワークに聞いてください
たまーに、近畿地方以外のエリアからお問い合わせをいただく事があります。「このケースってどうですかね?」と。
で、結論から言いますと、ハローワークに聞いてもらったほうが早くて確実です。ボクは兵庫(大阪もちょっと)の事なら分かりますが、兵庫と大阪以外のお客さんがほぼゼロなので、分からない事が多いんです。
助成金は全国的に扱っているのに、なぜかって?それは、それは都道府県の労働局ごとに、取扱いが違うから。基本的なルールは同じですが、細かいところで違う部分がけっこうあるんです。で、ボクがその違いを事細かく覚えているかと言うと、そんな事はありません(笑)特殊な記憶能力を持っている天才なら別ですが、記憶のキャパシティが人より小さいので、覚える余裕がないのです。
兵庫や大阪以外の問い合わせで、ボクに答えられるのは、
・キャリアアップ助成金ってどんな制度ですか?
・カリキュラムって何ですか?
・ものづくり補助金って何ですか?という、どこの都道府県でも取扱いが変わらない、基本的な事。
それに対して、こんなイレギュラーな質問は答えられません。
・愛知県では、こういう訓練って認定されますか?
・東京で助成金に詳しい社労士知りませんか?
・神奈川だと、申請してから支給されるまでどれくらいかかりますか?んー・・・・どうなんでしょうね(笑)?これら全て都道府県ごとに違うので、ボクは把握していません。まあ、ボクがそれぞれの労働局に電話して、それをお客さんに説明して、って、出来ないことはないですけど、自分で問い合わせたほうが早いですよね。
ボクは遠方の方のサポートをするつもりは今のところありません(というか出来ません)。電話、メール、郵送だけで出来ないこともないですが、やはり一度は対面で話をしないと、受けるに受けられません。僕も相手の顔や雰囲気を知りたいし、相手にも僕の顔や雰囲気を見て判断してほしい。感覚的に「合わんな!」と思ったらナシにしたほうがお互いのためでしょう。お互いに信用した状態で仕事したいですよね。
それに加えて兵庫のお客さんだけでもそれなりに忙しいので、遠方の事は遠方の社労士さんにお任せしたいのです。兵庫まで来てくれるなら別ですが、ボクからは行けないです。
兵庫や大阪以外の方で、すっごく具体的な質問がある場合は、「キャリアアップ助成金 東京」とかってGoogle検索したら見つかるはずです。大都市なら間違いなく専門家がいます。一番はハローワークか労働局に問い合わせ。これが一番早いです。もしくは最寄りの商工会議所もいいかも。
とにかく、詳しい話を確認するなら、近場の専門家をお勧めします!