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    • 助成金・補助金
    • 2015年3月12日

    キャリアアップ助成金(人材育成コース④)訓練カリキュラムの作り方

    今回はキャリアアップ助成金(人材育成コース)における「訓練カリキュラムの作り方」についてお話します。まず訓練カリキュラムがどういうものか知っていただくために、実際に過去にボクが作成した訓練カリキュラムを公開します。
    (2014年2月中に届出済)
    ↓↓↓
    柔道整復師カリキュラム(HP用)
    見てお分かりのとおり、この訓練の内容は「柔道整復」に関するもの。(柔道整復師は、ケガの治療をしてくれたりする「整体師」と近い存在の人、マッサージ師みたいな人ですね)このカリキュラムがどういうものか解説すると、

    ●雇用した新人に対して
    ●問診スキル、労災や整体に関する研修を実施して
    ●1人でも柔道整復師として仕事が出来るように育てる

    という内容です。「Off-JTの実施主体:山田」というのは、「Off-JT講師をやるのは社内の従業員・山田さん」という意味です。これが外部講師に依頼する場合は「●●コンサル㈱ 鈴木」という具合に書きます。

    ちなみに、カリキュラムをWordや手書きで作っている方が多いですが、Excelで作ったほうが圧倒的に便利ですし、時間短縮にもなります。そういう理由で、あえて印刷前、Excel段階の画像をアップしました。

    過去の記事も含めて、これまでの話でキャリアアップ助成金(人材育成コース)の訓練カリキュラムがどういうものか、なんとなく分かっていただけたと思います。じゃあ実際にこのカリキュラムをどう作っていくのかというと、実はカリキュラムを決めるよりも前に、絶対にやらなければならない事があるのです。

    それが「ジョブ・カード(評価シート)」と呼ばれるものです。この評価シートが決まってもいないのに、「OJTの時間をどうしよう」とか、「Off-JTの割合は何割くらいにしよう?」とカリキュラムについて悩むのは効率がめちゃくちゃ悪いです。

    評価シートはそれくらい重要ですし、逆に言うと、評価シートが決まれば訓練カリキュラムの内容も勝手に決まってしまう、と言っても過言ではありません。評価シートについては別の記事で詳しくお話しますが、カンタンに言うと「一人前に育ったか育っていないか、どういう判断基準で評価するのか?」というものを細かくまとめたシートです。

    また別の機会で実際使っている評価シートの画像なども交えて、詳しくお話していきます。今はキャリアアップ助成金(人材育成コース)がピンと来なくても、別の記事を含めて続けて見続けてもらえれば全体像が掴めるはずです。(「キャリアアップ助成金(人材育成コース①②③…)」という風にタイトルが連番になっています。

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    • 助成金・補助金
    • 2015年3月12日

    キャリアアップ助成金(人材育成コース③)どんな訓練が助成金の対象になるの?

    以前の記事で、キャリアアップ助成金におけるOJTとOff-JTの違いについて話しました。OJTもOff-JTも「新人に対する教育」なので、実は気づかないうちにすでに実施している会社が多いという話をしましたが、今日は「どんな職種のOJTやOff-JTが助成金の対象になるのか?」という話をします。よくされる質問が、
     
    「ウチは事務の仕事なんだけど、訓練したら助成金の対象になるの?」
    運送業も対象になる?」
    システムエンジニアだけど・・・」

    といった内容なのですが、結論から申しますと、どんな職種でも助成金の対象になり得ます(重要なのは職種じゃないって事です)

    なぜなら、キャリアアップ助成金(人材育成コース)の趣旨は、「半人前の従業員を一人前に育てる」こと。つまり、行う訓練が従業員を一人前にするための訓練であれば良いという事です。事務だろうが、SEだろうが、仕事の内容は基本的に問いません

    ただし、「Off-JTとOJTをしっかり行う」のが前提なので、内容が条件を満たしていないとか、訓練時間が足らないのであれば当然対象にはなりません

    それともう1つ重要なのは、「高度すぎる訓練は対象外」ということ。あくまで「半人前から一人前にするための訓練」ですので、すでに充分一人前と言えるレベルの人に、さらに高度な知識や技能(経営全般の話とか、マネジメントとか)を習得させたとしても、キャリアアップ助成金の対象にはなりません

    経理担当の新人を訓練するのであれば、

    ・経理の基礎知識
    ・経理ソフトの操作方法
    ・経理書類の処理方法

    は当然に助成金の対象になり得ますし、

    ・挨拶のしかた
    ・ビジネスマナー
    ・電話応対
    ・Word、Excelの操作方法

    なども基本的には対象になります。

    「コピー機の使い方」なんかも含めて問題ないでしょう。大事なのは「その訓練がその業務に直接関係しているかどうか?」です。訓練と業務に関連性が認められれば基本的には大丈夫です。続きはまた別の機会で。

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    • 助成金・補助金
    • 2015年3月12日

    省エネ補助金(A類型)LEDの注意点(2015年3月12日)

    今日はLED購入を検討していて、さらに省エネ補助金を活用したいアナタは必見です。過去の記事で、「2015年は省エネ補助金がアツい(特にA類型)」と言ってきたのですが、そのA類型の公募要領がやっと発表されました(2015年3月11日)。
    https://sii.or.jp/category_a_26r/file/kouboyouryou_a.pdf

    結論から言いますと、少し前に発表された「A類型・公募概要」とほとんど変わりません。変わったと言えば、「3社の入札」が 「3社からの見積り」に変更したくらいだったような(意味合い的には同じ)。

    で、これまた以前の記事でも、

    ①A類型とB類型がある
    A類型はカンタンで、B類型はすごく大変
    A類型は「早いもの勝ち」
    A類型はメーカーと協力して書類を作る、B類型はメーカーとエネマネ事業者で書類を作る

    と話しました。これに追記をするならば、

    A類型対象機器単体で省エネ効果があるかが問われる(かつ、生産性向上するものか?)が、B類型オフィスや工場全体で省エネ効果があるかが問われる

    という違いがあります。

    で、はっきり言ってB類型はA類型に比べてものすごく大変です。企業側も提出種類が多いですし、メーカー側も書類作成を嫌がるほど計算が大変です。そういう理由から、エネマネ事業者のサポートが可能になっています。

    という事もあり、『できればA類型で申請したいな~』という企業がほとんどです(そりゃそうだ)。そんな状況の中で、利用がかなり多くなるだろうと予測される「A類型でのLED購入」について、注意点を説明します。

    LEDを「A」類型で申請する場合の注意点

    基本的に最新モデルのLEDなら省エネ補助金(A類型)の対象になるのですが、対象にならない場合を2つ挙げます。

    ①設置場所が屋外なら対象外
    機器工事を伴わないLED単体の交換は対象外

    まず①の「屋外」とは建物付帯設備かどうかで判断されます。建物にくっついた照明ならOKですが、外灯みたいな照明だと対象外です。建物にくっついているかどうかは、メーカーと証明書発行団体LEDなら「日本照明工業会」が判断します。

    ②は分かりづらいと思いますが、素人が手でパッと取り替えできるようなモノは対象外って事です。蛍光灯の交換って自分でやりますよね?それと同じ感じです。なんか、最近のLEDは取り替えるだけで使える簡単なタイプがあるみたいですね。こんな感じの。
    ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

    yh20140723Ricoh_fitting_400px

    こんな感じというか、この写真はモロにそのLEDなんですが。理由は知りませんが、こういうタイプのLEDはNGだと。B類型だといけるんですけどね。

    A類型でOKなのは、業者さんが来てハンドドリルとかを使ってガガガって工事するタイプだけです。こんな感じ。
    ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

    201107190551101
    というわけで、省エネ補助金(A類型)LEDの対象外2つについてお送りしました。ご注意ください。

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    • 助成金・補助金
    • 2015年3月12日

    キャリアアップ助成金(人材育成コース)②訓練とは何か?

    以前の記事で「キャリアアップ助成金(人材育成コース)」について話しましたが、今回はその続き、キャリアアップ助成金で言うところの「訓練とは何か?」という話をさせていただきます。ボクのお客さんでも、訓練に関して分からない事が多いようですが、一番多い質問が、

    「OJTとOff-JTの違いは?」

    というものです。
     
    厚生労働省が発行しているチラシにはこんなふうに書いてあります・・・・(原文そのまま)

    ◆OJT・・・適格な指導者の指導の下、事業主が行う業務の遂行の過程内における実務を通じた実践的な技能およびこれに関する知識の習得に係る職業訓練のことです。
    ◆Off-JT・・・生産ラインまたは就労の場における通常の生産活動と区別して業務の遂行の過程外で行われる(事業内または事業外の)職業訓練のことです。

    あー・・・こりゃ分かりにくいですねー。相変わらず役所得意のカタイ表現。こんな文章は無視して翻訳すると、

    ●OJT・・・・・新人が先輩に教わりながら仕事(通常業務)をすること。
    ●Off-JT・・通常業務とは別の場所と時間で、通常業務に役立つ知識を先輩から教わること。 

    こんな感じです。

    ではもっと具体的に映像が浮かぶ言い方をしましょう。
     

    ・・・・イメージしてください
     

    ・・準備はいいですか?

     

    たとえば、訓練の内容が総務とか経理などの事務系の仕事の場合

    助成金の対象である新人社員(契約社員)が自分のデスクに座っています。
    その隣のデスクには先輩社員(経理経験5年)が座っています。

    先輩社員が新人に給与計算ソフトの使い方を指導し、新人は指導を受けながら計算ソフトを操作(いわゆる通常業務)していきます。これがOJT

    先輩が常に隣にいて、新人の仕事を見てあげている。時間の長い短いはあるでしょうが、どこの会社でも必ず見かける光景です。新人1人に対して先輩1人でもいいでしょうし、3人くらいならまとめて指導することも可能でしょう。(同時に4人、5人教えるとなると、助成金的にはNGになる可能性が高いです)

    こんなふうに、「どこの会社でもやっている当たり前の事」と捉えると、「もしかしたらウチも助成金の対象になり得るんじゃ・・・?」と考えやすいと思います。
     
    では、今度はOff-JTを見ていきましょう。
    これまた映像が浮かぶような例を出します。
    いいですか?

    新人社員が業務時間内にいったんデスクを離れて研修室に集められています。そして先輩社員がホワイトボードを使って、ソフトの使い方について説明していきます新人はそれをノートにとり、覚えていきます。そして覚えた内容を実務に活かします。これがOff-JTです。

    場所は自分のオフィス内でも、別の場所でもOK通常業務と同じ場所(このケースなら自分のデスク)はNG。Off-JTはあくまで「通常業務と切り離した場所」で行う必要があります。なので「会議室」でもかまいませんし、「社長室」でも問題ありません。部署の一部に、パーテーションで仕切りを作るだけでもOK

    ちなみに、OJT、Off-JTを実施する時間は、所定労働時間内でも所定労働時間外(いわゆる残業時間)でもOK。(時間外労働の場合はもちろん時間外手当(残業代)が発生します)
     
    あとは実施時間に関する細かいルールが決まっていますので、

    ・Off-JTが30時間以上実施できるかどうか?
    ・OJTとOff-JTあわせて283時間以上実施できるかどうか?

    などを検討していく必要があります。

    つまり、訓練時間が短すぎると助成金の対象にならないという事です。
     
    今回はここまで。別の機会で「どんな職種のOJTやOff-JTが助成金の対象になるのか?」という話をします。 

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    • 助成金・補助金
    • 2015年3月12日

    キャリアアップ助成金(人材育成コース①)かなり手間がかかります

    以前、数回にわたってキャリアアップ助成金(正規雇用等転換コース)についてお話してきましたが、今回は「キャリアアップ助成金(人材育成コース)についてお話していきます。さて。いきなりなのですがこの人材育成コース、はっきり言ってなかなか準備が大変です。

    サラッとおさらいですが、「正規雇用等転換コース」は従業員の雇用環境を良く(非正規から正社員へ)すれば1人あたり50万円支給される、とてもシンプルな助成金です。 やる事は基本的に、

    ①ハローワークに計画書を提出する
    ②就業規則に正社員転換のルールなどを定める
    ③非正規労動者を正社員に転換する
    ④支給申請する 

    この4つだけ。それに比べて「人材育成コース」がどうかと言うと、

     ①キャリアアップ計画書を作る
     ②キャリアアップ訓練計画「届」を作る
     ③訓練カリキュラムや訓練スケジュールを作る
     ④上記①②③をハローワークに提出する
     ⑤兵庫県労働局の認定通知を待つ
     ⑥神戸市ジョブ・カードセンターにキャリアアップ面談の予約を入れる
    ⑦訓練対象者のジョブ・カードを作成する
     ⑧ジョブ・カードセンターにジョブ・カードを事前チェックしてもらう
    ⑨対象者はジョブ・カードセンターのキャリアコンサルタントと会って面談を受ける(原則、神戸市まで行く。お願いすれば来てくれる場合もあり) 

    ・・・・・と、見ての通りこれだけ見ても大変なのが分かると思います。行程数的には2倍程度ですが、【 実際の労力は4倍以上 】とお考え下さい(慣れない人がやると10倍くらいに感じるかも・・・・)。
     
    しかも上記①~⑨は、あくまで「準備」だけの話です。⑨のキャリアアップ面談が終わると、

     ⑩OJTやOff-JTを決まった時間実施する
    ⑪訓練受講生は、OJTの日報を日々つけていく

    実際の訓練が始まり、そこにも時間を割かれます。OJTは通常業務の中で先輩・上司が新人に教えるので、時間的に特別な負担がそれほど増えるわけではないでしょうが、受講生は日報を書く必要があるので、まず従業員の負担が増えます。

    さらにOff-JTは通常業務とは切り離して実施する必要があるため、先輩・上司は確実に時間をとられてしまうのです。Off-JTは最低でも合計30時間は必要です。(外部講師に依頼すれば教える時間は取られませんが

    ちなみに★マークがついている、

    ジョブ・カードを作成する
    ⑨キャリアアップ面談を受ける
    OJTの日報を日々つけていく 

    の3つは、会社ではなく従業員の方が行うものです。

    つまり、キャリアアップ助成金(人材育成コース)は、「従業員の協力なくして達成できない」かなり珍しいタイプの助成金と言えます。従業員への事前の協力願いや、場合によっては助成金制度自体の説明も必要です。

    「いいから言われたとおりにしなさい」 などと、一方的に無理やり協力させたとしても、そういう会社は従業員が辞めてしまって結果的に助成金が受けられないでしょう。(受給前に対象者が離職すると受給できない場合があります。) 
     
    ・・・と、人材育成コースについて、あえて悪い事や面倒な事ばかり書きました。 この時点で「ウチには訓練に使う時間は無い」と思われたのであれば、この助成金の活用はあきらめたほうがいいでしょう。 厳しいようですがそのほうが賢明です。 
     
    この助成金は、

    ・すでに新人教育制度があり、Off-JTを実施している会社
    ・今は 新人教育制度が無いが、これからOff-JTを導入する予定の会社

    が活用できるものですが、助成金を受給するため”だけ”に、 ムリに訓練制度を導入する事はオススメできません。もちろん、制度導入が自然なものであり、従業員のスキルアップに直結するようなものであれば導入する事をオススメします。

    結局何が言いたいかというと、「助成金を受けるためだけの訓練ならしないでほしい」という事です。たとえ目先の利益(助成金)は手に入っても、長期的に見るとおそらく失うモノのほうが多いからです。(国の信用、従業員の信頼など) それにかなり疲れます。
     
    ・・・・と、なんだかんだと言ってきましたが、やはり人材育成コースは正しくやれば、

    ・新人の業務スキルアップ
    ・講師の教えるスキルアップ
    ・助成金の受給

    を手に入れる事ができる素晴らしいものですので、対象になりそうな場合はぜひチャレンジしてください。続きはまた別の機会に。

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